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マルチメディア総合研究所がまとめた2002年度上半期PCサーバー国内出荷実績によると、わが国のPCサーバー市場は、本来なら需要更新時期であるにもかかわらず、企業の設備投資抑制などの影響で6.5%減、13万6,500台と台数ベースで初めて前年同期実績割れとなった。低価格化/高性能化を柱に、IT(情報技術)時代のシステムクリエーターとして台数を伸ばしてきたPCサーバーはここに来て頓挫、企業のIT投資冷え込みを実証する結果となった。出荷金額は、前年同期比20.9%減の815億円と相変わらずの減少で、出荷単価も59万7,000円に下がった。シェアは、デルが前年実績を上回り初の3位に躍進した。また首位NECも前年実績をわずかに上回り気を吐いたが、その他のメーカーは何れも前年割れで順位にも変動は見られなかった。
☆下半期は前年比7%減の17万台、通期予想も7%減の30万6,500台に
上半期は当初の見込みよりも悪く、前年割れの状況となった。これは景気対策が後手に回り、企業の警戒感を高めたこと、IT投資への慎重な見直しが始まったことなどによるが、主要各社もサーバー市況を「パソコンほどではないが厳しい見通しを立てざるを得ない」と見ている。下期での大幅な回復は見込めないが、各社が技術を競っているブレードサーバーがR&D部門だけでなく、データセンターや大企業などの業務系・情報系システムに導入されだしていること、また大手企業を中心とする計画的な情報化投資は堅調に推移していること、e-Japanの自治体需要が活発なことを加味して、下半期は前年比7%減の17万台、通期では同7%減の30万6,500台と予想する。

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